昨日の4時間押しのツケが回って、ダンドリ・きっかけ(照明と音響と装置と役者のあわせ)を最後までできないまま、通しに突入。
そんな無茶なことをしたのは、演出家になって初めてのこと。なんで、26年間の演出家生活で初めてのことを、ロンドンでせにゃならんのか。
当然、俳優は混乱し、セリフをとちり、ものすごくナイーブになっていく。
んで、床をビニールしたら、小道具の立体キューブが摩擦でまったく動かず、なおかつ、必死に動かそうとして、俳優たちは、背中を痛めてしまった。
いやはやである。
本当にいやはやである。
写真は、借りているフラットから劇場まで、今回は、二階建てバス(ダブル・デッカー)に乗って通っている。この時間は至福の時。
一番前に乗って、青空を見ていると、まあ、なんとか生きていくか、という気になる。
行きと帰りに撮りました。
帰りの写真、ぼんやり、車内の僕も映っています。