俳優の写真は撮らないのですか?という素朴な疑問の声に答えて、「いや、でも、みんな権利関係にうるさいんじゃないかな?」なんて思いながら、「撮ってもいい?」と聞いたら、二つ返事で「オッケー!」が返ってきました。
考えてみれば、彼ら彼女らは、ケイコ場に一人で来るし、マネージャーが現場に現れたこともありません。(ま、こっちのエージェントはそんなことしないのね)
で、一番右がラシャン。サンゾウ役です。実際は、185㎝以上あります。大きいです。隣が、マサ役のスティーブ。で、その隣、顔が異様にでかいのが僕。んで、その肩にアゴを載せているのが、レイコ役のメレディスです。
三人は、とにかく真面目なのですよ。ケイコは、10時半からなんですが、10時に僕はケイコ場にいくことにしているんですが、行くと、もう三人は、ジャージに着替えて、読み合わせをしているのです。
昼食は、僕に取材が入ってない限り、みんなで一緒に行くのですが、昨日は、イタリア料理を食べたあと、「じゃあ、僕たちは読み合わせをするから、先にケイコ場にもどるね」なんてことを、この三人は言うのです。
なんか、ものすごく真面目です。ケイコを、「トランスは三人芝居で集中するのが大変だから」と、1時から6時までのケイコにしようとしたら、「いや、もっとケイコしようよ」と短縮するのを止められました。なんだか、夢を見ているようです。