ふと思いついて、通勤のバスの中を撮ってみました。
空いてます。ほとんど、毎回、座れます。もちろん、正しい時間にはきません。
というか、時刻表が、具体的な時間ではなく、「8分~12分間隔」と表記されています。冬だと、たぶん、頭にきますが、だんだんといい陽気になってきたので、穏やかな気持ちで待てます。
なおかつ、ロンドンのあなどれない所は、何気ない通勤路に、二枚目の写真のような教会がほっこり現れる所です。
やっぱ、石の強さですかねえ。僕たちの木の文化ではなく、石の文化だということを実感する瞬間です。いったい、お前は何気ない顔で、普通に街の真ん中で、何百年建っているんだと、突っ込みたくなる瞬間です。
さて、今日は、立ち稽古の一回目が、なんと最後までいきました。
「このセリフを言っている俺は誰だ?」とステーブが混乱した顔で言うので、「うん、いい質問だね」といいながら説明しました。
ま、日本人にも難しい部分の説明なので、イギリスではもちろん難しいだろうと予想していたので、そんなに混乱しませんでした。
日本ではしたこともないような、論理的な説明をしました。彼らは納得すると「あー、メイクセンス!」と嬉しそうな顔をします。
明日、セットを見に行く予定が、工場から「ごめん、まだできてないや」という連絡が入りました。
「できるのは、来週の火曜だね」と、日本人なら「なんで、明後日じゃないんだ!なんで、木曜がダメで、いきなり火曜になるんだ!」と叫ぶ所ですが、イギリス人は叫びません。
この工場、今回、真っ白のキューブ(立方体のボックス)を小道具で使うのですが、納入予定日に、4個しか来ません。注文は5個でした。確かめると、「ごめん。1個、作るの忘れた」と平気で言いました。で、当然の顔で、「あと、4日待ってね」というので、日本人なら、「箱1個作るのに、なんで、4日もかかるんだあ!徹夜したら1日だろう!」と叫ぶ所ですが、イギリス人は叫びません。
僕もだんだんと慣れてきました。