2005.01.13
(→ 戯曲・DVDなどこちらに御座いマス。
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作 中谷まゆみ・演出 板垣恭一
キャスト 長野里美=三枝ちひろ/小須田康人=戸川秋彦/堺雅人=小笠原浩樹
2000年2月 東京・俳優座劇場、大阪・近鉄小劇場で上演。
2003年9月 東京・大阪で再演(*武田光兵=小笠原浩樹)。
(あらすじ)
ファミリーレストランの店長・秋彦は、ひさしぶりの休日。
遅い朝、目覚めると隣には見知らぬ女性が寝ている。
問いつめると、彼女は泰然としたもの。
秋彦をジョークであしらいつつ、自分はこの部屋の先住者で、昨晩は酔いつぶれたあげく間違えて元のすみかに帰ってきたようだ、と話す。そこへ秋彦の若い同居人・浩樹が戻ってくる。
とつぜんの闖入者と奇妙な信頼関係が芽生え、日常に亀裂が入り、思わぬ断面が顔を出す。
お人好しでお節介、そのくせ自分からはなかなか跳び立てない3人の「夢と日常」を描いた物語。
作 中谷まゆみ・演出 板垣恭一
キャスト 長野里美=木下ちひろ/木野花=佐伯亀子/旗島伸子=佐伯桃/浅野和之=木下惣一郎
2001年7月 東京・紀伊國屋ホール、大阪・近鉄小劇場で上演。
(あらすじ)
私鉄沿線の商店街にあるベーカリー。
なくなった父親のあとを受けて、店を切り盛りする長女とその夫。
お盆の少し前、2人の店に母親と次女がやってくる。
夫をなくしてから、残りの人生を自分に正直に生きようと努力している母親は、
むなしい恋愛を繰り返している。
恋人との結婚になかなか踏み切れない次女は、姉夫婦の秘密を知っている。
姉夫婦は勢いで偽装結婚をしたカップルだった。
夫はホモセクシュアルで恋人がいるが、それとは別に仲良く結婚生活を送っている。
うだる暑さの中、今年もお盆がやってきて、
仏壇の前では4人の「執着しているもの」と「分かちあえないもの」が交錯する。
作 中谷まゆみ・演出 板垣恭一
キャスト 池田成志=北見俊介/長野里美=北見さくら/高橋長英=原文太・弁護士
真木よう子=吉沢蘭子/横塚進之介=古田誠・出張ホスト
2002年11月~12月 東京・俳優座劇場、大阪・近鉄小劇場で上演。
(あらすじ)
カメラマンの北見はプータロー同然、いっこうに働こうとしない。
隙あらば浮気を企んでいる北見に、妻のさくらは愛想をつかしている。
仲の良いゲイバーのママがたまに貰ってくる仕事にもまるで興味を示さない。
夫婦喧嘩のあげく別れた方がいいという結論を出した二人は、離婚の記念に写真を撮る。
弁護士と本格的な離婚の手続きを開始する妻を見て、北見は怖じ気づき、愕然としながら記念写真をながめる。
面白くてやがて哀しい、別れのファンタジック・コメディ。